「毎週木曜日に1話ずつ公開」
詳しくは〈はじめに〉をご覧ください。
目次
- 「キャッチフレーズ」のお話 ~(ミッション)「安心」と「愛」の人生の始まり~
- 「僕だけの神様」のお話 ~「自分らしさ」を理解する~
- 「プラスマイナスゼロ」 のお話 ~「ありのまま」を受け入れる~
- 「フォーカス」のお話 ~「見方」に気を配る~
- 「下から上に押し上げる」のお話 ~存在する「理由」を理解する~
- 「不平等の神様」 ~この世に「不平等は存在しない」を理解する~
- 「4つの世界」のお話 ~こころの中に存在する☆を理解する~
- 「お小遣い制が起こすキセキ」のお話 ~選択を変えれば人生(起こる現象・出会う人)が変わる~
- 「ビックリ家族!」のお話 ~積み上げる~
- 「ウツワ」のお話 ~器を広げる~
- 「短所という名の才能」のお話 ~相手に花を持たせる~
- 「この手の温もり」のお話 ~相手の心の中心(価値観)を理解する~
- 「妻にトンカチで頭を殴られた」のお話 ~耳を傾ける~
- 「第三の愛」のお話 ~相手の「思いやり」に気づく~
- 「人生って「にらめっこ」くらい笑えるんだよ」のお話 ~相手がほしいものを差し出す。つまり「愛のある言葉を話す」~
- 「人付き合いに疲れた人が読むお話」のお話~「目の前」の人が「全世界」~
- 「母の懐中電灯作戦」のお話 ~どのように「貢献」するのか考える~
- 「愛と憎しみの方程式」のお話 ~「愛」と「憎しみ」の境界線を知る~
- 「朝日の気持ち」のお話 ~「感情」を手放す。手放して、手放して、それでもなお残るものは「感謝」~
- 「昨日の「ごちそうさま」で、今日の「ごちそうさま」は代用できるのか」のお話 ~感謝とは「自発的に発信」するもの。そしてその「言葉」に融合する~
- 「命がけ」のお話 ~この世は「時間」という制限を加えた「おとぎの国」である~
- 「ぼくたちはパラパラ漫画の世界を生きている」のお話 ~「時間」とは「線」でも「面」でもなく、「点」である。その「点」に「意志」を投げかける。~
先日、息子にこんなステキな言葉をいただきました。
「おとうさんって、「普通」だよね~」(笑)
この息子のなんの脈絡もない力強い言葉に、悲しかな思わず深くうなずいてしまう僕がいました。
「ああ、確かに」と。
だって、僕の歩んできた人生に「なにか特別なもの」など一つもなかったのです。
勉強? だらだら
スポーツ? まあまあ
仕事? こつこつ
顔? そこそこ (妻曰く)
でも本音を言ってしまえば、僕だってこんな人生にしたかった・・・
勉強? スイスイ。
スポーツ? バリバリ。
仕事? サクサク。
顔? キャーキャー。 (女子曰く)
こんな「普通」の僕にできることと言えば、祈ることくらい。
息子には、スイスイでバリバリでサクサクな、
そしてキャーキャーな人生を歩んで欲しいと。
僕は、そんな普通な人生を歩んできた、そんな普通の親なのです。
し ・ か ・ し ・ ・ ・
そんな僕に、ある日突然に「普通じゃない」出来事がやってきたのです。
自他ともに認める「普通のオヤジ」「普通のサラリーマン」のもとに
「奇跡」がやってきたのです。
それは ・ ・ ・
わが子のために書いた「たったひとりのともだち」というお話が、絵本として出版されてしまったのです。
「たったひとりのともだち」(金の星社)
https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323024509
でも、どうしてこんな「奇跡」が僕の身にふりかかってきたのでしょうか?
実は・・・そこには・・・・れっきとした「理由」があるのです。
人生を大きくシフトチェンジしてしまう「理由」があるのです。
大工さんは、「建物の構造(しくみ)」を学んでいなければなりません。
人よりも上手にトンカチが打てる「トンカチ名人」になったところで、
人よりも上手にカンナをかける「カンナ名人」になったところで、
そもそも「建物のしくみ」を知らなければ、家は簡単に倒れてしまうでしょう。
僕たちの人生にも同じことが言えるのかもしれません。
人よりも上手にお話ができる「コミュニケーション名人」になったところで、
人よりも上手にお金が稼げる「金儲け名人」になったところで、
「人生のしくみ」を知らなければ、幸運や幸福をみつけることは難しいでしょう。
僕は約4年間にわたって、娘と息子に約50の童話を書き続けました。
父親として、彼らに幸せな人生を歩んでほしいと切に願ったから。
ひとつひとつの物語に父親からわが子へのメッセージを盛り込みました。
僕は自作の童話を通して、子供たちに「人生のしくみ」を伝えたかったのです。
僕自身がその「しくみ」を知ることによって、幸せな人生を歩むことができたから。
ブログ「絵のない絵本」~パパから愛する君たちへ~
http://blog.livedoor.jp/eisei0718-harasan/archives/2012-06.html
※子供たちに書いた約50の童話のうち、37の物語が公開されています。
※第2話「天使の羽」が、絵本「たったひとりのともだち」として出版されました。
このブログで語られる「22のお話」は、「人生のしくみ」をあなたに提示するものです。
童話ではなく、より分かりやすくするために「エッセイ」というかたちをとりました。
22のお話が、あなたの人生にたくさんの幸運を運んでくることを願っています。
さあ、「おいしい人生」を歩み始める心の準備はよろしいでしょうか?