原田えいせい「おいしい人生」のはじまり、はじまり~♪

「毎週木曜日に1話ずつ公開」

詳しくは〈はじめに〉をご覧ください。

 

目次

  1. 「キャッチフレーズ」のお話  ~(ミッション)「安心」と「愛」の人生の始まり~
  2. 「僕だけの神様」のお話 ~「自分らしさ」を理解する~
  3. 「プラスマイナスゼロ」 のお話 ~「ありのまま」を受け入れる~
  4. 「フォーカス」のお話 ~「見方」に気を配る~
  5. 「下から上に押し上げる」のお話 ~存在する「理由」を理解する~
  6. 「不平等の神様」 ~この世に「不平等は存在しない」を理解する~
  7. 「4つの世界」のお話 ~こころの中に存在する☆を理解する~
  8. 「お小遣い制が起こすキセキ」のお話 ~選択を変えれば人生(起こる現象・出会う人)が変わる~
  9. 「ビックリ家族!」のお話 ~積み上げる~
  10. 「ウツワ」のお話 ~器を広げる~
  11. 「短所という名の才能」のお話 ~相手に花を持たせる~
  12. 「この手の温もり」のお話 ~相手の心の中心(価値観)を理解する~
  13. 「妻にトンカチで頭を殴られた」のお話 ~耳を傾ける~
  14. 「第三の愛」のお話 ~相手の「思いやり」に気づく~
  15. 「人生って「にらめっこ」くらい笑えるんだよ」のお話 ~相手がほしいものを差し出す。つまり「愛のある言葉を話す」~
  16. 「人付き合いに疲れた人が読むお話」のお話~「目の前」の人が「全世界」~
  17. 「母の懐中電灯作戦」のお話 ~どのように「貢献」するのか考える~
  18. 「愛と憎しみの方程式」のお話 ~「愛」と「憎しみ」の境界線を知る~
  19. 「朝日の気持ち」のお話 ~「感情」を手放す。手放して、手放して、それでもなお残るものは「感謝」~
  20. 「昨日の「ごちそうさま」で、今日の「ごちそうさま」は代用できるのか」のお話 ~感謝とは「自発的に発信」するもの。そしてその「言葉」に融合する~
  21. 「命がけ」のお話 ~この世は「時間」という制限を加えた「おとぎの国」である~
  22. 「ぼくたちはパラパラ漫画の世界を生きている」のお話 ~「時間」とは「線」でも「面」でもなく、「点」である。その「点」に「意志」を投げかける。~

〈はじめに〉

先日、息子にこんなステキな言葉をいただきました。

「おとうさんって、「普通」だよね~」(笑)

この息子のなんの脈絡もない力強い言葉に、悲しかな思わず深くうなずいてしまう僕がいました。

「ああ、確かに」と。

だって、僕の歩んできた人生に「なにか特別なもの」など一つもなかったのです。

勉強? だらだら

スポーツ? まあまあ

仕事? こつこつ

顔? そこそこ (妻曰く)

でも本音を言ってしまえば、僕だってこんな人生にしたかった・・・

勉強? スイスイ。

スポーツ? バリバリ。

仕事? サクサク。

顔? キャーキャー。 (女子曰く)

こんな「普通」の僕にできることと言えば、祈ることくらい。

息子には、スイスイでバリバリでサクサクな、

そしてキャーキャーな人生を歩んで欲しいと。

僕は、そんな普通な人生を歩んできた、そんな普通の親なのです。

し ・ か ・ し ・ ・ ・

そんな僕に、ある日突然に「普通じゃない」出来事がやってきたのです。

自他ともに認める「普通のオヤジ」「普通のサラリーマン」のもとに

「奇跡」がやってきたのです。

それは ・ ・ ・

わが子のために書いた「たったひとりのともだち」というお話が、絵本として出版されてしまったのです。

「たったひとりのともだち」(金の星社)

https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323024509

でも、どうしてこんな「奇跡」が僕の身にふりかかってきたのでしょうか?

実は・・・そこには・・・・れっきとした「理由」があるのです。

人生を大きくシフトチェンジしてしまう「理由」があるのです。

 

大工さんは、「建物の構造(しくみ)」を学んでいなければなりません。

人よりも上手にトンカチが打てる「トンカチ名人」になったところで、

人よりも上手にカンナをかける「カンナ名人」になったところで、

そもそも「建物のしくみ」を知らなければ、家は簡単に倒れてしまうでしょう。

 

僕たちの人生にも同じことが言えるのかもしれません。

人よりも上手にお話ができる「コミュニケーション名人」になったところで、

人よりも上手にお金が稼げる「金儲け名人」になったところで、

「人生のしくみ」を知らなければ、幸運や幸福をみつけることは難しいでしょう。

 

僕は約4年間にわたって、娘と息子に約50の童話を書き続けました。

父親として、彼らに幸せな人生を歩んでほしいと切に願ったから。

ひとつひとつの物語に父親からわが子へのメッセージを盛り込みました。

僕は自作の童話を通して、子供たちに「人生のしくみ」を伝えたかったのです。

僕自身がその「しくみ」を知ることによって、幸せな人生を歩むことができたから。

 

ブログ「絵のない絵本」~パパから愛する君たちへ~

http://blog.livedoor.jp/eisei0718-harasan/archives/2012-06.html

※子供たちに書いた約50の童話のうち、37の物語が公開されています。

※第2話「天使の羽」が、絵本「たったひとりのともだち」として出版されました。

 

このブログで語られる「22のお話」は、「人生のしくみ」をあなたに提示するものです。

童話ではなく、より分かりやすくするために「エッセイ」というかたちをとりました。

22のお話が、あなたの人生にたくさんの幸運を運んでくることを願っています。

 さあ、「おいしい人生」を歩み始める心の準備はよろしいでしょうか?